一、狭き所なれば、二人立つ事あしく、但し、座する所、一間ならば、正客、床際へ詰めて居て宜し。四畳半、三畳敷、其の外広座敷にて、一間半もあらば、上座をあけて下座の方に、三人共寄りて着座。二客、一客、猶更此の心得第一なり。三続きを読む “第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その三”
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第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その二
一、正客床前へ行き、両手をつき、懸物を見る。それにて、見えざる時は其の後、立ちて見てよし。其の文句高く読む事あるべからず。前に記す意なり。扨て、炉前へ行き、釜、又は、棚の置合を見るべし。堂庫ある座敷にて、むさと、戸を明く続きを読む “第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その二”
第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その一
一、座入の事、惣じてよくよく考えざれば、騒がしきものなり。上座は正客に随いて定むべし。他の流れの者と、客中組み合いたる時、当流か様、末流は非議など心得たる時は、かえりて失礼にも出来るものなり。自分正客たらば、心得たる通り続きを読む “第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その一”
第二 夜咄の事 便蒙四 三左
一、夜咄しに、廻り炭と云う事あり。是は、座中しみたる時、火ながれて直す時分に、主客の挨拶次第なり。客の内、一人出て炭を致し、扨て、湯沸りたる時に、是も、主客の内にて、薄茶を点つるなり。其の火ながれて、又、一人出でてする事続きを読む “第二 夜咄の事 便蒙四 三左”
第十七 及臺子之事
一、當世及臺と云うは、香臺に似たる物なり。然らず。当流には、二本足の臺子を云う。尤も、寸法あり。臺子の茶の湯と云うは、是なり。座席の隅、表の方畳目六つ、勝手の方七つ目。後(臺子の向こうの明きのこと)の寸法は、表と同寸に置続きを読む “第十七 及臺子之事”
第十九 後の火直す事 便蒙一 二十七左 その二
一、数寄屋は、不断茶の湯沸し置くなれば、不時の客などの時、下つかえたらば客へ辞義に構わず、下を取りて炭置かで叶う間敷きなり。又、夜噺・廻り炭の時、度々にて下つかえ候得ば、下を取るなり。 前回とほぼ同様な内容である。「不断続きを読む “第十九 後の火直す事 便蒙一 二十七左 その二”
第十九 後の火直す事 便蒙一 二十七左
一、後の火直す時に、下取りを用うる事は、古しえ侘人、埋火にて直に、茶事をもうけたるに寄る。二度目に、下つかえたる時は、下を取るなり、当代は、客を呼び候時あらため灰を直すなれば、中々二三度にて下つかえ、隅仕がたき事なし。当続きを読む “第十九 後の火直す事 便蒙一 二十七左”
第五 炉中の灰の事 便蒙一 六左
一、口切の時、暖かなれば、炭すくなく置くゆえなり。灰多く入るるなれば、おのずから、ふところ少なく、隅も大きにするなり。春になり、風炉に揚ぐる時分も此の心得なり。末流には、十月朔日より炉、四月朔日より風炉に揚ぐるといえども続きを読む “第五 炉中の灰の事 便蒙一 六左”
第十七 置合の事 便蒙一 十九右より二十左まで
一、座敷掃除済み、道具の置合も済みて、客座入の案内に潜りの戸三つふせ程、明け懸るというは、是古代の法なり。当時は同輩にても戸を明け、下へおりて挨拶あるべし。当世は主客の挨拶も殷懃を専らとする事なれば、古法なりとて、故もな続きを読む “第十七 置合の事 便蒙一 十九右より二十左まで”
第十八 茶点様の事 便蒙一 二十紙左より二十七左まで そのニ
一、指の力は柄杓のおもみに応じたるがよし。諸道具の持ち様、是にて了簡あるべし。此の心得、当流点茶の眼とするなり。たとえば、柄杓を持つ力にて茶杓を持ちたる時は、茶杓に勝ち過ぐる。茶入を持つ力にて水壺は持ちがたし。其の器に応続きを読む “第十八 茶点様の事 便蒙一 二十紙左より二十七左まで そのニ”
