一、懸る花入は金物・陶物・組物・瓢竹なり。竹に切様三色あり。一重伐・二重伐・尺八なり。此の三品ばかり書きたるは、此の三品、利翁時代より極りたる花入なり。二重に大小あり。輪なし・細尺八は宗旦より始る。細尺八の始り、是楽と号続きを読む “第十六 花入様の事 便蒙一 一八左 その五”
投稿者アーカイブ:一般社団法人宗徧歴史伝承会
第十六 花入様の事 便蒙一 一八左 その四
一、立花のごとく草木上下の差別なし。釘、細釘にて留め、ためる事なし。葉のある花を、葉を添えずに入るべからず。さりながら、葉なきとて外の似たる葉を仮用ゆべからず。六四の花、葉は悪しし。半に入ると心得べし。水仙は四葉生ずるな続きを読む “第十六 花入様の事 便蒙一 一八左 その四”
第十六 花入様の事 便蒙一 一八左 その二
一、釣舟懸くる折釘は落掛の内の方、真中に釘を打つべく、花入様、当代は朝晩の替りにて出舟、入舟の習いあるよし、当流用いず。竹・唐金・陶とも花入の表にして懸くべし。花入様も出舟入舟の差別もなし。当流の投げ入れの常の通りなり。続きを読む “第十六 花入様の事 便蒙一 一八左 その二”
第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その八
一、主、功者の師家たらば、釜御かけ候事、御ひかえ下され候へ、とくと拝見いたし度と、達て望む。亭主、勝手口へ退くべし。其の時は、一人ずつ、茶堂前へ行きて、得と直り、順々に見るべし。又、隅炉などにて、炭斗の上に及びて見る時は続きを読む “第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その八”
第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その七
一、炭置き仕廻い、薫物をくべ、香合の蓋をする。此の時、正客より香合を所望して、主、出だしたらば請い取りて、脇に置く。爰にて、正客より客中へ、先ず御炭拝見致すべしの由、挨拶ありて一同に炉辺に寄りて見物すべし。天気の寒暖、釜続きを読む “第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その七”
第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その六
一、炉の時、膳前に炭をするは、寒気の時分、座中も暖かなり、又、湯をも能く沸くる為なり。亭主、釜をあげ、其の所に置き、火箸を取り下火を直す時に、一同に寄りて、下火の残る炉中の灰等を見るべし。尤も、正客より次へ、御下火見るべ続きを読む “第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その六”
第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その三
一、狭き所なれば、二人立つ事あしく、但し、座する所、一間ならば、正客、床際へ詰めて居て宜し。四畳半、三畳敷、其の外広座敷にて、一間半もあらば、上座をあけて下座の方に、三人共寄りて着座。二客、一客、猶更此の心得第一なり。三続きを読む “第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その三”
第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その二
一、正客床前へ行き、両手をつき、懸物を見る。それにて、見えざる時は其の後、立ちて見てよし。其の文句高く読む事あるべからず。前に記す意なり。扨て、炉前へ行き、釜、又は、棚の置合を見るべし。堂庫ある座敷にて、むさと、戸を明く続きを読む “第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その二”
第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その一
一、座入の事、惣じてよくよく考えざれば、騒がしきものなり。上座は正客に随いて定むべし。他の流れの者と、客中組み合いたる時、当流か様、末流は非議など心得たる時は、かえりて失礼にも出来るものなり。自分正客たらば、心得たる通り続きを読む “第五 座入りして作法の事 便蒙二 四左 その一”
第二 夜咄の事 便蒙四 三左
一、夜咄しに、廻り炭と云う事あり。是は、座中しみたる時、火ながれて直す時分に、主客の挨拶次第なり。客の内、一人出て炭を致し、扨て、湯沸りたる時に、是も、主客の内にて、薄茶を点つるなり。其の火ながれて、又、一人出でてする事続きを読む “第二 夜咄の事 便蒙四 三左”
